プロローグ

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. ガラッ ざわざわ 僕が教室に入るとクラスの皆が僕を見ながら何か言ってる。 「おはよ、紗那」 「灰斗…おはよ」 僕の友達は前から灰斗だけ。何時もと変わらない。大丈夫。 灰斗がいてくれればそれでいい。 「紗那、保健室行くか?」 「うぅん。大丈夫!!」 大丈夫だよ。灰斗、ありがとう。 結局、この教室で佐伯先輩に貰ったおにぎりを食べる気にはなれなかった。 .
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