プロローグ

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. あれから2時間くらい過ぎた。ちらほらと帰る人達がいる。 怪しげな目で見られたり、悪口まで言われる。 「いた。結構待ってた?」 「いえ全然!!」 「ならいい。帰るぞ」 2、3歩前を歩く佐伯先輩について行く。 無言…き、気まずい… 「紗那、お前家何処だよ」 「え!?何でですか?」 「何でじゃねーよ。送って行くに決まってんだろ」 「いえ!!大丈夫です!!」 僕が寮生だってこと言えるわけない。 .
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