第二章 鈴木正幸の場合

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怨み屋はいつも通りに止血剤で血を止めた後、茫然自失の正幸に蜂の駆除に使う防護服の頭の部分の様な物を被せた。 それにはホースが付いており、酸素が流れていた。 怨み屋はその首の部分を正幸の首に合わせて折り、テープを貼り付けて隙間を無くした。   怨み屋「中に入ったら大変ですからねぇ」 正幸「もう……どうでもいい……」   くぐもった声で正幸が呟いた。 怨み屋はそれを無視し、正幸を全裸にした。   怨み屋「これが最後の拷問です。お疲れ様でした。では、私はこれで……かゆいのは嫌ですから」         ギィー………バタン
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