第三章 永山遼の場合

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永山「はぁ…はぁ………昔の……俺の獲物だよ…」 灯「昔の獲物?」 永山「……俺は三年前にも強盗殺人をしてるんだよ!!!その時に1人だけ逃げられちまってよぉ!!ずっと探してた!そんで金がねぇからあの家に行ったのよ!そしたら偶然よく似た女が居てよぉ!!!!名字もちょうどおんなじ藤山だった!!だからぶっ殺してやったんだよ!そしたら他の奴らがゴチャゴチャ五月蝿えからよぉ!?ぶっ殺してやったんだよ!!!ケヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」       灯「藤山灯」 永山「てめぇ……なんでその名前を…」 灯「…………私の名前よ?」 永山「なん……だと?」 灯「頭巾で見えない?」   するする……   永山「あ………あ…………」 灯「三年前のあの日、よぉく覚えてるみたいね……思い出話でもしましょうか?」 永山「………終わった………………………」
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