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宇宙戦艦田中
『艦長!発見しました!田中ンダル星です!』
『よし!田中よ!波動田中砲の発射準備だ!』
『田中艦長!まさかあれを!?』
『ああ!田中ンダル星に向けて発射する!』
『しかし!』
『仕方がないのだ!地球に住む田中達の為だ!』
『それではこの船は!』
『ああ…。私が引き金を引こう。準備が出来次第、田中は脱出するんだ』
『そんな!田中艦長!』
『未来は君達若い田中が背負うべきなのだよ。私のような年老いた田中が最後にできるプレゼントだ。…逃げてくれ。』
『そんな…田中艦長を置いてなんて行けません!』
『馬鹿者!田中にはこの《田中式空気清浄機の田中》を地球に持ち帰る使命が有るだろう!』
『それは…』
ビーッビーッ
『準備が出来たようだ。お別れだな…田中よ。』
田中艦長は無理矢理脱出ポッドに田中を押し込み、強制発進させた
『さらばだ…田中…短い間だったが、ワシはお前をほんとの息子のように思っていたぞ…』
『田中艦長!田中艦長~!』
こうして地球には平和が訪れた。
波動田中砲と田中艦長のおかげで。
この小説はフィクションであり特定の個人、団体、アニメとはそりゃもう全然関係ありません
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