恋愛田中

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恋愛田中

『田中…』 放課後の人気のない裏庭 『待ってたわ。田中君』 『なんだよ…こんなとこに呼び出して…』 『私…田中君に伝えたい事があるの…』 『ああ…手紙に書いてたな…。』 『田中君…私はあなたが…田中君が…好きです』 『田中…』 『ずっと前から…好きでした…』 『田中…実は…俺も…』 『…!!田中君!ホントに!?』 『ああ…俺…弱虫だから…今まで言えなかったけど…俺…田中が大好きだ!』 『嬉しい!!』 強く田中に抱きつく田中 『田中…』 『ずっと…一緒にいようね…田中君』 『ああ…ずっと一緒だ…田中。』 『ふふ…結婚しても名字変わらないね』 『ああ…そうだな…二人とも田中だもんな…』 『…うん』 『田中…』 『田中君…』 二人は、裏庭の木の下でキスを交わした。 裏庭の伝説の木の下で告白した田中は必ず結ばれる。 裏庭の木に、そういう伝説ができたのは、二人の田中のこういう物語が有ったからだそうな。 疲れてるんです
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