永遠の田中

走れ田中

田中は走った。

自分を信じて待っている田中のために、

『田中！待っていろ！必ず戻るからな！』

田中は田中王の腐敗した政治が大嫌いだった
田中は田中王の悪口を街で言いふらした為に捕まり、処刑されることになった。

処刑場で田中は言った

『私の妹が三日後に田中と結婚式をあげるからせめてそれに出席させてくれ』

田中王は許さなかった

『田中よ。そんなことを言って逃げるつもりだな！？』

田中は言い返した

『必ず帰ってくる！…そうだ。私の親友に田中という男が居る。そいつを置いていく。私は友を置いては逃げたりしない！』

田中王は田中が逃げるつもりだなと思い、逃げたら見せしめに親友の田中を処刑するがそれでも良いかと聞き、田中は黙って頷きま。

『よし！では田中をつれてまいれ！』

『はっ！』

兵隊達が田中を連れに出発しました

田中の家

『田中！王様の命令により逮捕する！』
『は？なんやねん、お前ら…ってうわっ！痛い痛い！ほんま痛いわ！離せや～！』

街に田中の悲鳴が響き渡ります。

というわけで、勝手に田中を人質に出した田中は、妹の結婚式に出席し、酒をガバガバ飲み、挙げ句の果てに寝坊して、夕方の６時に起きてしまい、今走ってるというわけです。