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「私は、貴女が『救世主』で良かったと思っていますよ」
「どうか迷わないで下さい、アリス」
「俺はオパールじゃなく…お前にいてほしいんだ」
「もう戻れないんだな、静音」
「……そんなの…認められるものか…」
「…この世界の全ての為に……」
「お前に誰かが救えるわけないだろう!」
「それを決めるのはおねーさんだよ」
「……笑ってくれ…」
「それが、誰にとっても正しい事なのだから」
「今更許してくれなんて言わない…。
そんな資格がない事なんて、自分が一番分かってるからね」
「……大丈夫だよ。
僕だけはアリスを信じてるから…」
「約束したでしょ?
僕が君を必ず護ってあげるから、って」
「馬鹿みたいだろ。
ずっと…こんな事の為に踊らされてたなんて」
あなたの為に私は愛し、
「…こんな未来、歩ませたかったんじゃない……!」
あなたの為に私は進んだ。
「ごめんね」
あなたの為に私は犠牲にし、
「ありがとう」
あなたの為に私は全てを捧げる。
「愛して、います」
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