未知なる領域

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しかし、まったく刑務所の暮らしに問題が無いわけではない。 一緒の部屋で生活を共にする奴等には問題がありありだ。 これは私が入所して三日目の事だ。 まず、私に声をかけてきた奴がいたんだ。 「俺、今井ってんだ、よろしく。」 菊地「あぁ、、あの、その、菊地です。」 今井「俺の事は今井貴仁って名前だからTAって呼んでくれよ!なんかイカしてるだろ?」 菊地「分かりました、でもそれならTAじゃなくてTiなんじゃ?」 ドスっ!! 菊地「ぐはっ!?」 ミゾオチを殴られた。 TA「細かい事言うなよ菊ちゃん!!TAのほうがカッコイイし響きがいいだろ?」 菊地「はい。。分かりましたTA君。。」 どっちでもいいだろうがメンドクサイ!!! TA君は薬の売人をしていてパクられたらしい。 歳は30歳半ばぐらいだろうか。。 組織の金と薬に手をだして組織からも追われているらしい。 2時間ずっと話しを聞かされた。
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