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ヒロ君は無言だ。
『これはイケる!!チャンスだ、間違いなく脈ありだ!!!あと一押しだ!!行け、今までの人生最大の力を振り絞れ!!』
私は話しを続けた。
菊地『君のためならどんなことだってできる!!確かに私には何もない、髪の毛すらない。だが君を思う気持ちなら誰にも負けない!!私と人生を共にしてください!!』
私は、完璧な台詞に酔いしれた。
ふふ、昨日寝ずに考えたからな。
ヒロ『言いたい事はそれだけ?』
菊地『え?あ、うん。。』すると、ヒロ君は私のほうに歩みより、私の肩に両手を置いた。
(ヤバイ、キタキタキタ!!)
私の胸は心肺停止寸前なぐらいドキドキしていた。
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