6人が本棚に入れています
本棚に追加
かくおはキッチンで何か作っているようだ。 私は電気コードで手足を縛られている。 時計の針は2時を指している。 外は暗いので今は真夜中のようだ。 豆電球しかついていないうす暗い部屋で、私はただただかくおを刺激しないようにじっとしていた。 「うぃ〰、ちぃー、ぷちゅるるる」 と言いながらかくおが私のほうまでお皿をもって寄ってきた。 どうやら料理を作っていたようだ。 お皿の上の料理を、かくおは一口分スプーンですくい、私の口元までもってきた。 少し生臭いその料理。 「刺激するのは危険だ。。」 私は口元に運ばれるがままに、その料理を食べた。
最初のコメントを投稿しよう!