短編小説集第⑤部

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君と付き合ってからもうすぐ5年だね。         その間に君の笑顔で何度助けられたかな?     俺、不器用にしか生きられなかったけど、君はかけがえのない女性だよ…       君は何度浮気しても、ちゃんと俺の隣に戻って来てくれたよね…       君は君の居場所を探して旅をしていたんだよね。     疲れたら休みに俺の隣に戻って来て、疲れが取れたらまた旅に出る。       今、君が居る場所はそんな暗くて冷たいベットの上なんかじゃないよね?       だから早く戻っておいで。
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