帰り道

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「………誰?」 な、なんか犬耳と猫耳と各自尻尾付けた方々がいらっしゃるのですが……というか半裸てお前等。 風邪ひくって絶対その格好。 「あー…説明任せた、元就」 「また我か。たまには自分で「いいからいいから。小言は聞き飽きてんだって」………まぁ良かろう。」 いやだから誰だよお前等。 元就と呼ばれた人(?)がこっちにくる。 「唐突だが、」 「(ほんとにな)あ、はい。」 「我らは先程拾ってもらった三匹だ。」 「あ、そうな……――は?」 ちょっと一瞬だけ納得しかけちゃったよやべ! 「はい?え?あの三匹? 雨で濡れてたあの三匹?真面目に?」 「我はいつでも真面目だ」 さいですか。 いや、信じがたいのは分かってんだけど こうでもしないとこの人達の格好が信じられん(現実逃避したい) 「で?」 「あ?何が?」 「我らを飼うのか?飼わないのか?」 「いや飼いますけど(即答)」 いや普通は悩むんだろうけどな?つーかびっくりしちゃってるよ元就さん。 なんか後ろの眼帯してる人は「へぇ…」とか言ってるよ(何が「へぇ…」なの)。 なんかもう一人は………あ、なんかタオルでゴロゴロしてるーーーっっ!!猫の人か!銀髪長髪だぜ! 「……真面目にか?」 「真面目にです」 じゃあまあとりあえず飼うということ決定の方向で、うん。 え?男三人と一つ屋根の下に暮すのはいいのか? あーグッジョブグッジョブ。 襲われるような色気も女気も持っちゃいねぇ(自分で言うと悲しいが)。 さて、部屋ですね 問題は。
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