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「あの口調だけ立派な泣き虫野郎、今はどうしてるんだろう?」
そう言いながら真緒は時計をみる
「……っと、のんびりしてる場合じゃなかったんだっ!!」
現在の時間を確認して急ぎだす。
髪をセットして素早く制服に着替えると鞄を手に一気に階段を降りる
「母さん行って来ます!!」
そう言うとテーブルにあったトーストをかじり玄関に向かう
「真緒っ!!制服のボタンくらいとめて行きなさい!!」
「そんな時間無いわよ!!」
母が言い切るまえにかえすと真緒は学校へと駆け出す。
「あの男勝りな性格、誰に似たのかしら?」
「ぜぇぜぇっ、はぁはぁっ、や、やっと追いついたぁ…」
今までずっと走って来たのだろうか?真緒の呼吸は乱れまくっていた。
「おはよう~真緒~♪」
そんな真緒に彩が挨拶する
「おはよう真緒~ぅ。逢いたくて逢いたくて夜も眠れなかったわぁ~。」
そう言いながら弥生が真緒に抱きながら胸を揉む
「昨日も会ったで……ひゃうっ!?」
いきなり胸を揉まれてビックリする真緒
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