第五話

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あれから数年が経った     僕はもう立派な社会人になっていた     もう自分が小さかった時の事なんて覚えていない     そういえば、母さんがよく僕の小さい頃の話をしてくれてたんだけど   僕にはその話がとてもじゃないけど信じられなかった     爺さんが亡くなった晩、僕はずっと布団の中でブルブルと震えながら   うわ言のように       ネパールの呪い…ネパールの呪い?なんで…なんで?   と、呟いていたらしい     僕は頭がおかしかったのかな?
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