ヤアヤアヤア!

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ばたばたばた。 50m先からも聞こえる大きな足音を立てて彼女がやってきた。 ヤアヤアヤア! その彼女の名前はデビ子さんという。 「ちょっ、大変!…大事件よ!」 彼女が親友である新子さんの玄関のドアを開けた時には既にマテ茶セットが用意され、キッチンからしゅうしゅうとお湯の沸いたやかんとパスタ鍋が見えていた。
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