なんとなく

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走り行く電車の窓から見える景色は 流れ消えていく まるで未来が現在に、現在が過去に流れ行くように 幾度、桜の花を見たろう 記憶と知識と思い出が降り積もり 夢や希望の種は埋もれてしまった それでも、勇気と覚悟の雨を降らせば 種は目を覚まし、思い出を、知識を、記憶を、栄養にして芽吹くだろう どんな花が咲くかはわからないけれど
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