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面白かったです💓
おなじみ、ピーターラビットのいたずら話が、実はキリストの受難譚であるという本。
挿絵のそこここに、宗教画に使われる象徴が見られるというのです。
お話の冒頭で、お母さんが買ってくるのは、ぶどうパン。
これは、ぶどう=🍷キリストの血、パン🍞=キリストの体。
これから起こるキリスト=ピーターラビットの磔刑を前に、最後の晩餐を示すものだとか。
肝心の磔刑は、ピーターそのものでなく、彼の青い上着と靴がかかしにされる(聖衣剥奪)事で表されます。
またピーターに妹が3匹いる理由、繰り返し挿絵に描かれる雀やコマドリ、ヒワや黒ツグミにも重要な意味が…
などなどいっぱい😃
美術史、図像学の教授が書いただけあって、ふ~んと納得できる感じ。
「ダ・ヴィンチ・コード」に惹かれた人なら楽しめるはずです✨
暗号とか象徴とか大好きな私😃
面白かったです💓
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