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📖「ルー=ガルー 忌避すべき狼」
✏京極夏彦
いやいや長かった。753頁、厚さは辞書並です。
あらすじと感想も長くなりますので、気長にお付きあい下さい😌
妖怪をモチーフにしたシリーズで有名な京極氏ですが、読むのは初めて。
ずっと前に、新聞の書評で見掛けて気になっていたのですが、正しいタイトルもわからなくて…先日図書館📖で見付けました。
いざ読み始めて、厚さ(机に開いて置くと、左右の頁の重さに差があって閉じてしまう)と重さ(重すぎて、持てない)に閉口😓
しかもなかなか人物像が掴めず…
その理由は、
珍しい名前である事、地の文ではファーストネームで記されるのに、キャラクター同士は名字で呼ぶので把握しにくい事、
またしつこい位に漢字(拙い→まずい、見蕩れる→みとれる、とかルビなしでは読めない)を多用している事、
vのつくカタカナ言葉がいちいち「ヴ」と書かれる(ムーヴィーとかプライヴェートとか)、
コンピュータ用語が頻繁に出てくる事(私が知らないだけ😅)、
二つの場面が交互に語られる(のでわかりかけた頃に章が変わる)事…
…読みにくい😵💧
京極氏の📖はいつもこんななのかな⁉
はっきり言って、なかなかストーリーに入っていけずに、読みながら何度も眠ってしまいました💤💦
読むのやめようかなと…でも気になるから、頑張って読み進んだら💡
1/3位の所で面白くなり、半分きたら止まりませんでした😃
📖舞台は、近未来(2030~2053)の日本。
社会のかたちが今と大幅に変わり、平和で清潔で安心な生活が国民に約束されている。
その舞台設定がハンパないのです。
設定があまりに緻密で、物語が長~くなったわけですね😅
巻末でわかったのですが、98年にネットやアニメ誌等で、近未来社会の設定を募集したプロジェクトがあったんだそうです。
700件以上の応募があったとか。
その中から選ばれ、この小説を支えたアイディアたちを
ご紹介🔛します。
文字数の都合で、次の章へ😌
画像の鉛筆スケッチは、イメージで描いた登場人物たちです。
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