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心は何処にあるの?
あなたの中に忘れてしまったの?
自分の弱さしか残らないこの僕のままで生きていけというの?
遠くはなれてしまっているドアをあけられずに、ただ僕は待つしか叶わないの?
見てる僕の身体は傷が重なっていく。見つめられずに目をそらした。
あなたの太陽はしずんでは起きて、新しい世界でかがやいてるの?
名前さえ遠ざけるの?
夢から話し掛けるの?
想うことは自由でも、声が動かなくて、帰れないで眠れなくて。
記憶の底に何があるの?
僕は夢だけを見ていたい。
夢が叶わずに終わっても、ドアを開けずに祈りつづけたい。
鏡の裏側にいる僕を眺めたら、同じ太陽の見える明日へとたどり着けるの?
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