その1

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心は何処にあるの? あなたの中に忘れてしまったの? 自分の弱さしか残らないこの僕のままで生きていけというの? 遠くはなれてしまっているドアをあけられずに、ただ僕は待つしか叶わないの? 見てる僕の身体は傷が重なっていく。見つめられずに目をそらした。 あなたの太陽はしずんでは起きて、新しい世界でかがやいてるの? 名前さえ遠ざけるの? 夢から話し掛けるの? 想うことは自由でも、声が動かなくて、帰れないで眠れなくて。 記憶の底に何があるの? 僕は夢だけを見ていたい。 夢が叶わずに終わっても、ドアを開けずに祈りつづけたい。 鏡の裏側にいる僕を眺めたら、同じ太陽の見える明日へとたどり着けるの?
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