先輩

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  雫が繰り出した拳は 見事、和哉の みぞおちにヒットした。 「ほぉぐわっ」 奇声を上げて和哉は起きた。 「携帯返しなさいよ」 雫に悪びれた様子は 微塵も見られない。 「もうちょっと  優しく起こせよなっ!!」 そう言って携帯を投げた。  
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