先輩

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  雫は気付かないうちに 笑顔になっていた。 それを見た和哉は 心がとても痛んだ。 (ごめん雫‥ごめん) 和哉は知っていた。 雫は雅紀とは 絶対に結ばれない。 それはどんなに祈っても 叶わない恋だった。 まるで人魚姫のように‥。  
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