先輩

16/21
前へ
/305ページ
次へ
  「ねぇっ教えてよ!!」 それでも和哉は黙ったままだ。 そして、雫を見ようとしない。 「ねぇってば!!」 叫び声にも近い雫の声を聞いて 和哉は雫を見た。 「‥ごめん、まだ言えない」 「‥っ」 雫は立ち上がって 和哉の部屋を飛び出た。  
/305ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1450人が本棚に入れています
本棚に追加