先輩

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  「相変わらず雫は‥」 綾花はため息をついて、 そして写真に目をやった。 そこには、学校の遠足の時に 雫と和哉と綾花が写っている ものだった。 「もう時間はないんだよ。  早くしないと‥二度と  会えなくなるかもよ‥」 綾花は写真に向けて 語りかけた。  
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