前世での絆

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  キーンコーンカーンコーン‥ 「あー、やっとお昼だぁ」 雫は大きく伸びをした。 そして、お弁当を持つと 綾花の席へ移動した。 「綾花ー食べよー」 「はいはい。ちょっと待って」 綾花は机の上に散乱する 教科書を片付けていた時 雫はふと和哉と目が合った。 「‥よぉ」 和哉が小さな声で 挨拶をしたが雫は無視をした。 それを見た綾花は苦笑いして 「あーあ、無視していいの??」 「いいの関係ないから」 雫は少し不機嫌そうだ。 (まったく雫は‥) そんな事を思った綾花だか よくある事なので そっとしておくことにした。  
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