卒業式

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  「雫が‥告白しようと  しているのは‥」 「王子様じゃないわよ」 綾花がきっぱりと言った。 「やっぱりか」 「わかってたの??」 隼人は当たり前だと言った。 それを聞いて綾花は 隼人を見た。 「教えてあげないの??」 「教えたいさ、でも‥」 「でも??」 綾花が聞き返すと 隼人は鼻で笑った。  
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