妻のカラダが切り刻まれ魂までが消えていく

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続いて、「誰が」にあたる主語を強調させる場合や、「どうした」にあたる述語を強調させる場合。 主語は「誰が」という部分だと言いましたが、文章中には他の人物が出演することもあるはずです。 誰が誰に対して、何を行ったかといった具合に。 人物に焦点を当てる主語ですが、人物が二人以上いる場合には主語を明確にしておく必要も出てきます。 そこで、誰がという部分の後に読点を打ち、誰に対してどうしたのかという強調をさせるのです。 述語の強調に関してですが、これは修飾語が絡んできます。 「どうした」の部分を飾るのが修飾語なのですが、修飾語は描写の部分にも当たる大事な部分です。 言葉を飾りつけた上で述語にかかっていくわけですので、場合によっては修飾語を強調したり、述語を強調したりといったこともする必要が出てきます。 強調して分かりやすくするというのが目的になります。 これをしないと、「何を」の部分を飾り付けすぎて、「どうした」が目立たなくなってしまいます。 主語や述語を強調したい場合には、読点を打つことをお勧めします。
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