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続いて、キャラ配置に関して。 主人公とその父親の関連性に目を引きました。 何気なく連絡を取ろうとさせているのが伏線であることに気付かず、研究所で面会する時点になってようやく関連があるのだと知り、どうなるのだろうと興味をそそりました。 一見して物語に係わり合いのないような人物が、実は核心を握っているという展開は面白いですね。 父親が人体実験に関わっていて、しかも自分がその実験体という状況なのですから、今後の展開はかなり見物です。 実の父親が研究に携わっているとなると、謎がさらに膨らむはずです。 なぜ父親が? 何の目的で? 息子である自分を研究材料として何も感じないのか? 一番下の疑問に至っては、対立構造を生む絶好の構造じゃないですか。 あるいは、息子のために研究しているかもしれませんが、それを口には出来ない状況ならば面白いですよね。 プラスミドを持つ個体は特定の病気にかかりやすい、という設定で、それを回避するために非人道的な研究も行う機関に入り込み、プラスミドを進化させる研究が副作用的に病気を引き起こさないようになるからこそ、研究に専心しているという展開だっだらよだれ出ちゃいます。
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