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まぁ、とりあえず提案してみっかな。
「…おい。テメェ‼めんどくせぇ事抜きで喜一とタイマンはれや‼」
そいつはヘラヘラ笑いながら
「こんな野郎に勝ったって何の剥もつかねぇよ。何の為にだよ‼」
一々ムカつく野郎だ。確かに喜一は体も小さいし、あんま強そうには見えないからな。
「喜一の為だ。」
「…キョウ‼だから、気にしてないって言ってんだろ‼」
…あ~‼めんどくせぇ‼
「喜一‼オメェはこのまんまじゃ昔の俺みてぇになりそうだからよ‼負け組にさ…。」
すると大笑いしながら
「…やっぱ、テメェもいじめられっこかよ‼この負け犬野郎‼」
いじめられてた気はしてなかったけどよ。
「…だぁら言ってんだろ。まだ俺の時間だって…。負け犬?上等じゃねぇか‼犬なら噛み付く牙持ってんだろ‼…よう喜一。負け犬が噛み付くのもやめたらよ、ただの負けだぜ。」
犬は大嫌いだけどよ。単なる例えだな。
「サダ‼キヨシ‼そいつらは俺等でやっぞ‼」
結果また5対3かよ。喜一と主犯は放置したままバトル開始で。
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