あしながおじさん

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私が彼を好きだったか? 答えはNO! だけど家も職もない私が生きるにはこの方法しかなかった。 彼の名前は幸四郎。 ヘルニア持ちでセックスには貪欲でなかった彼。 たまに行為はあるが私には助かっていた。 さて幸四郎の所に居る私だが、たいして毎日が忙しくはなかった。 男の一人暮らしの家での家事など、ずっと主婦をしていた私には楽だったからである。 だから幸四郎が居ない昼間は暇だった…
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