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男の目からは光る何かが垂れきた
男「これだ…なんでこんな大事な事忘れてたんだよ」
子供達の声援がデパートの屋上からもれる
男「子供達の笑顔が見たい…演技が好き…だから俳優を目指そうと思った…なのに…」
ヒーローが必殺技を出す
カシャッ!
缶コーヒーの缶が怪人にあたり、中身のコーヒーがヒーローにかかった
男「負けるなぁ!!!!俺ぇぇぇ!!!!」
場が凍りつく、皆が一斉に男を見る
男は高笑いをあげ、その場を後にした
その後、男がヒーロー役としてお茶の間に顔を出すのは、もう少し先の事である
完
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