~残された時間~

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すると・・キッチンにいるわたし達にお父さんが 「なぁ、今日は他に寿司でも取らないか??」 「えっ?お寿司??」 わたしがそう言うと・・ 「今日はお祝いなんだ。そーしよう!」 するとお母さんは 「そうねっ♪そーしましょう!」 そー言って電話を手に取った。 「ご飯炊いちゃったのに・・どーするの?お母さん・・」 「明日、食べたらいいわよ~!あっもしもし?あの・・・出前お願い出来ます?」 早速、お寿司屋さんへ電話してる・・。 リビングには、その「お寿司」の言葉に大喜びの空羅がはしゃいでいた。 そのおおはしゃぎの空羅をアツシは抱き上げて、たかいたかい♪してる。 お父さんが、先生をどう説得したのか予想も付かないけど・・ 間違いなく、アツシはココへ帰ってきたんだ・・。 これからもココで皆と暮らせるんだっ!! そー思ったら また・・ 涙が溢れてきて止まらなかった・・。
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