牛乳

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そうこうしている間に花の家の近くまで着いてしまった。     「あたしの家すぐそこだから、ここでいいよ。わざわざありがとう。」     「あっ、あぁ。」 もう着いちまったか。 もっともっと一緒にいてー。        「帰り遅くなっちゃったけど、大丈夫?」       「あぁ。」 もっとこの声を聞いていたい。       「うちからは自転車乗って帰って?貸すから。」       「あぁ。」 もっとこの顔を見ていたい。       「暗いから気をつけてね?」       「あぁ。」 もっともっと花を知りたい。       「まっまた明日ね?」       「…あぁ。」     孝介くん…??         「……おまえバカだろ?」       !!!!! 「はっ!?!?!?」
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