2人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
そうこうしている間に花の家の近くまで着いてしまった。
「あたしの家すぐそこだから、ここでいいよ。わざわざありがとう。」
「あっ、あぁ。」
もう着いちまったか。
もっともっと一緒にいてー。
「帰り遅くなっちゃったけど、大丈夫?」
「あぁ。」
もっとこの声を聞いていたい。
「うちからは自転車乗って帰って?貸すから。」
「あぁ。」
もっとこの顔を見ていたい。
「暗いから気をつけてね?」
「あぁ。」
もっともっと花を知りたい。
「まっまた明日ね?」
「…あぁ。」
孝介くん…??
「……おまえバカだろ?」
!!!!!
「はっ!?!?!?」
最初のコメントを投稿しよう!