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暗い部屋で一匹の白い猫が目を覚ました…
白い猫は大きく伸びをし、早足でトコトコとテーブルに向かい、その上に飛び乗った…
毎日当たり前のように新しく入れ換えられたミルクを入れた小皿がココに置いてあるはずなのに、今は7日前の変色したミルク(?)が小皿ごとひっくり返って零れているだけ…
白い猫は悲しそうに月を見上げて俯いた…
「ドコに行ったの?神様…寂しいよ…」
そぅ呟いて家から飛び出した
白い猫は神様が居なくなった日からズット神様を探し続けてた…
(こんな近場ばかり捜しても、ダメなのかな…この世界は隅から隅まで探した……よね?)
白い猫は神の世界を離れる決意をした。
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