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祐奈は
まだ温もりがあった。
さっき
燃やされてしまった祐奈は
冷たくて
もぅ二度と目を開けない
温もりがない状態だった。
ケド、今いる祐奈は
呼吸をしていて
温もりがあった。
生きているんだ。
「なんで泣くの?」
僕は聞いた。
「嬉しいから、嬉しくて嬉しくてたまらないから。」
「僕も嬉しいよ。ありがとう」
「ううん、こっちこそありがとう。」
祐奈はまだ泣いていた。
楽しい時間は、あと10分。
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