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僕は
祐奈から離れた。
祐奈は消えかかっていた。
祐奈の体は透けて
もぅ、
そこにはいないのだと言われているようなそんな感じがした。
「消えかかってるね。」
祐奈は笑いながらいった。
「・・・そだね。」
「帰ったらキミのこと涼って言って驚かせなきゃ。」
「止めてよ(笑)いきなり。」
最後は笑って別れよう。
別れの時まで、あと2分。
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