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もぅ、
時間だ。
最後は
笑って別れようって
決めたのに
僕の
馬鹿‼
やっぱり泣いてしまった。
「祐奈‼」
祐奈を抱きしめよう、
いや
触れるだけでいい。
僕は走った。
バイバイ。
僕の伸ばした指先が
祐奈に触れた瞬間
祐奈は光りと一緒に
消えてしまった。
ありがとう。
祐奈。
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