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拓達が昼飯を食べ終わると、
大輝「じゃぁいつまでもここに居るのは何だから、移動するかぁ!」
亜弥「どこにいくの~!?」
大輝「拓ん家だよ!」
と言って、拓の家へ向かおうとすると、
杏奈「ウチら今日バスで来たんだよね~。だから自転車の後ろ乗せてくれない?」
と言ってきた。
雅「全然いいよ~テキトーに乗りなぁ。」
と言うと、
亜弥は雅の後ろに、
杏奈は拓哉の後ろに、
美沙は大輝の後ろに乗った。
拓「行こっ!乗りなよ。」
真愛「…うん。ありがと。」
と言って、
真愛は拓の後ろに乗った。
拓哉「じゃあ行くかぁ!」
といって一同は拓の家に向かった。
拓の家へ向かう最中
拓「どうした?緊張してるの?」
拓は顔を伏せて何も話さない真愛を気遣って話しかけた。
真愛「ちょっと…してるかも…」
拓「そんな緊張すんなって!もっと気楽に行こうぜ!俺らもうダチだろ?」
真愛「……うん!そうだね!ありがとう。気遣ってくれて。」
真愛は拓に向けてとびきりの笑顔を見せた。
拓は真愛の笑顔をみてまたドキッとした。
(まただ…。どうしたんだ?)
と真剣な顔で考えていると、
真愛「どうしたの?大丈夫?」
真愛が心配しているようだった。
拓は真愛の言葉でハッと我に返り、
「なんもないよ!大丈夫!」
なにが大丈夫なんだ?と自分にツッコミをいれつつ、優しい微笑みで真愛にそう言った。
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