序章

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音の無い世界に迷い混んだような静かな冬の夜道を男は歩いていた。 聞こえるのはシンシンと降る雪の音のみ 「しかし最悪だ」男は一人でブツブツ言いながらひたすら歩いていた… 暫く行くとボンヤリ光が見えて来た…良かった民家があるかもしれない、男は今まで長い峠道を歩いてクタクタになっている事も忘れ、光の方へ走って行った…
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