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トワは体の痛みで目を覚ました。
「痛たた……」
動かしていないにも関わらずズキズキと体中に痛みが響く。
なんでこんな事になってるんだっけ。
そういえばお母さんの墓参りの帰りに……桜を見て……桜が激しく舞って……。
どうなったんだ……？
なぜ自分が気を失っていたか分からなかった。
トワは気を失っている間、久々に夢を見た。
黄色の屋根の小屋が出てきた。
その他に青年と魔女……？
あまり覚えていないけれど悪い夢ではなかった気がする。
トワは起き上がろうとするが、途端に足と手に激痛が走る。
｢いった――っ！｣
あまりの激痛に仕方なく起き上がるのを諦めた。
「……ていうかここどこ？」
痛みで体が動かせないのでトワは首だけを動かし辺りを確認した。
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