出会い

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いつものように彼女を迎えに駅に行き彼女を待っていた。 「ごめん。待った?」彼女が階段から声を掛けてきた。 「大丈夫。今来たとこだから。それよりどこかに遊びにいこうよ」 私は待ってましたとばかりに遊びに誘う。 「じゃあ久しぶりに海に行きたいな」 彼女の、この一言で隣町の海へ行くことになり車で駅を出発した。 海へ向かいながら運転していると、しばらくして渋滞にはまってしまった。 私は昔から渋滞が大嫌いで海へ向かうテンションも一気にダウンした。 「こんな渋滞しとるのに、わざわざ海に行かんでよくない?カラオケに行こうや」 そんな私のイライラする言葉をきいて彼女も渋々(こんなイラついてる時に言っても無駄と思っていた為?)海を諦めて私達はカラオケに行く為、そして渋滞を避ける為に次の信号を左へと曲がった。
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