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駅から出るとスーツ姿の人々が目にうつる限り結構いた。
ゆ『ねえ薫流ここらへんにいる人達ってみんなうちらと一緒の大学かな?』
『ここいらに専門学校も何個かあるし、通勤時間よりは遅いけどサラリーマンっぽいのもいるから全員ってわけではないんじゃないか?』
そのまま僕たち二人は大学に向かって歩き出した。
??『よう薫流久々だな♪』
そう言われて振り向くと見たことあるようなないような人物がたっていた。
『えっと…確かだけど…』
??『確かって半年ぶりに会った親友に向かって言うことかよ!(笑)』
『親友って言われてもそこまで親しくなった覚えないんだけど(笑)』
??『まあ高総大いらいだからな忘れてるのも無理ないっちゃないかな?』
『あぁー思い出した!浅沼秀次だったよね?
しゅうも○○大学受かってたの?』
し『あぁ大会でなかなかいい動きしてるからって推薦が来たんだよ!俺マジバカだから助かっちゃってさ(笑)薫流もまたバスケするんだろ?なら今度は一緒のチームだな♪』
『残念ながら僕はもうバスケはやらないんだよ(汗)』
し『は!?何であれほど才能あるのにバスケしねーんだよ?推薦できたんじゃないのか?』
『推薦は来たけどバスケに縛られる生活になるとちょっとやりたいことが出来なくなるから一般でうけたんだよ』
し『あーマジで?勿体ね…俺はまだお前と一緒にプレイするのは諦めないから!(笑)入学式終わったら覚えてろよ!』
そういって秀一は走って行ってしまった。
ゆ『ずいぶんテンション高い人だったね(笑)』
『大丈夫由梨奈もまけてないから(笑)』
ゆ『何よそれ!私がいつもうるさいみたいな言い方!』
『さ、早くいかないと入学式そうそう遅刻コースだぞ!(笑)』
っていって怒りをあらわにしている由梨奈から僕は走って逃げた。
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