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うん…。
いつものヘラヘラしてる葵だ…。
ちょっと安心する。
『うん。すっごいカッコイイ人が助けてくれて、一夜を共に過ごしたわ。』
「エッ!?嘘ぉ!?」
「オイオイ。変な事言うなよ。すっごいカッコイイは良いけど、一夜を共には過ごしてねーよ。」
『…え?』
!?
大地…!?
葵の後ろに。
いつの間にか。
大地が立ってた。
今日もカッコイイ…。
…ドキン。
まただ…。
熱くなっていく…。
「えっ?芽以ちゃん、た…大地さんに…助けてもらったの?」
『うん。』
葵は目をキョロキョロさせながら、大地と私を交互に見る。
明らか挙動不審…。
ウワサ通りだって思ってるからね…葵は。
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