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「ハロー♥芽以ちゃん♥」
『…またアンタか…。』
毎度毎度、私に軽々しく声をかけてくる男達。
私はそのたびに落胆の表情をする。
「芽以ちゃん今日暇？」
『全っ然。』
「どうせ暇だろ～？」
『……暇だけど…。アンタなんかと遊ぶ暇はない。』
冷たく言いながら、セカセカと足を動かす。
いつもしつこい。
不良君達。
って私が言えることじゃないんだけど。
「ね！芽以ちゃん！…オレのこと嫌なの？」
『チャラチャラしてる男は嫌いなの！もうほっといて。』
ホントにしつこいんだから！
私は言い寄ってきた不良君、葵(ｱｵｲ)に向かって、睨みを効かせる。
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