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ダメなんだろうな。でも、結構仲良くなって、趣味も合うし、もしかしたら………。って気持ちもどこかにあった。 怖い。怖い。 あぁ😭。 そうすけがゆっくり口を開く。 「俺……。今、陸上を頑張りたいっちゃんね。まやの気持ちは正直嬉しいし、いっぱい考えたとやけど、……今はどうしても部活を精一杯やりたくて。正直………何で今!?って気持ちもある。だけど、今は…ゴメン。」 「……そっか。わかった。」 精一杯の笑顔をつくって、私はその場所から逃げるように立ち去った。 ちさきが、学校内の自販機の前で、私を待っていてくれた。 ちさきを見て安心した私は、泣きじゃくって、何も話せなかった。 ちさきは何も言わずに、私に缶ジュースのマッチを買ってくれた。 それに感動してまた涙が出てきて、私はグダグダだった。 あの時の肌に冷たいマッチの感触は、今でもずっと忘れられない。
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