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「…ごめんね、ラン君、カイ君。
なんだか良く分からないんだけど、胸の辺りがモヤモヤして、グルグルなったり、キュッってなったり…。
どうしてなのか、全然分からないんだ。」
「そうなんだぁ………。」
それを聞いたカイ君も、どうしたらいいのか分からず困ってしまいました。
すると、ラン君が何か思い出したみたいに言いました。
「なんだか良く分からないけどさ、フクロウさんなら分かるんじゃない?
フクロウの「フルート」さん、色んな事教えてくれるし!
ブーちゃんも元気になれるんじゃないかな?」
「そうだね!
ブーちゃん!
フルートさんに会いに行こうよ!」
カイ君も、ラン君も、ブーちゃんをのぞき込みます。
「…フルートさんかぁ。
わかった。
会いに行こう。」
その言葉を聞いてラン君は大はしゃぎ。
カイ君も、安心しました。
「そうと決まれば早速行ってみよーっ!
ほらほら、行くよーっ!」
ラン君が一人走って行った後を、カイ君とブーちゃんがついていきます。
フクロウのフルートさんのいる、南の森へ………
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