夢枕

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じぃちゃんの葬儀が一通り終わり やっと落ち着きを取り戻した時 僕は母に じぃちゃんが夢枕に立った事を打ち明けた 『じぃちゃん 僕に何か言いたかったのかなぁ…』 『そうだね 孫のあんたに会いに来るなんて 何かあったのかもね…』 母は それ以上 何も言わなかった 何か知っているかのように 『じぃちゃん あの時ちゃんと 話を聞いてあげられなくてゴメンね』 僕は そう言いながら 仏前に手を合わせていました その時の僕は じぃちゃんに 何もしてやる事が出来なかった事に 悔やんでも悔やみ切れない とても切ない気持ちで いっぱいでした……
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