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「お、近ぇぞ。」
道なき林を走る一同。
なんかこういうシュチュエーションに青春を感じるのは作者だけであろうか。
とにかく皆走った。あの夕日に向かって。
「おお、ここは…。」
林を抜けるとそこは小高い丘の上だった。
町全体を見渡せて沈む夕日がとってもキレイ…。
そんな景色の真ん中にポツンと人影が…。
「おい君…。」
「ちょっと待った。」
アヤアヤが一木を止める。
一同は彼のギターの音色を聞いた。
爽やかで、とても優しい、心地良い。それでいて力強い音。
一通り演奏が終わるといつの間にやら一同は拍手をしていた。
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