もう一人のアヤアヤだぞ❤エッヘン‼

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「はい?」 キョトンとなるアヤノン。 「ぜひ僕も参加させてくれ。そして君、僕が勝ったら演劇部に入ってくれ。」 大声で理不尽なことを言う一木。 「ブヒッ!月島さん。僕が勝ったら付き合ってください。」 そして、何気に告るデブ。 で、なんやかんやでレーススタート。 「えーと…それじゃあ、まとめると天条院さんかアヤアヤが勝てば谷くんに告白を。一木くんが勝てば天条院さんが演劇部に。山本くんが勝てばアヤアヤと付き合う…ということです。」 解説はモチロンこの人、ユリユリ。 「付き合うか~!」 と、アヤアヤが叫んだが皆、無視した。 今やスタート地点の廊下は生徒達でごったがえしている。 「それじゃあ、いきますよ~」 ユリユリが手を挙げる。緊張の一瞬。 「スタート!」
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