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それからというもの相変わらず毎日メールをした。
暇があれば授業中でも、先生にバレないようメールを打った。
友達に【また男でしょ-?】そう聞かれにやけるあゆみ。
あ『てかまたってなに?笑』
友【あゆ=男ぢゃん!!笑】
あ『失礼な!!あゆみだって女の子とメールするよ!!』
友【えー意外っ笑】
あ『うるさーい!!笑』
確かに友達が言っている事は正しかった。
高校2年の夏から今までのあゆみとは違い、男をとっかえひっかえしていた事も事実。
だから毎日男の子とメールなんて当たり前。
毎日違う人と遊んでプリクラ撮って…
学校に行けば友達に【昨日は誰と遊んだの?どこの学校の人?】とか【今日も男の話きかせてー♪】なんて言われるのが当たり前になってた。
クラスの女子の中ではその話題で持ちきりになり、杉本彩なんてあだ名をつけられたほど。
だけど…遊んできて確かに好きになって付き合った人もいた。
1日限りって遊んだ人も沢山いた。
でもともきと出会って何かが変わったんだ。
いつの間にかただのメル友から一度会っただけ…毎日メールを交わしてるだけのともきに夢中になってた。
他の男なんかどーでもいいと思えるぐらい。
言い方悪いけど、キープの男なんていたよ。
でもともきにまた逢いたい…。
そう思いそしてまた、次逢う約束をしていた。
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